船橋リトルリーグ
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196.選手と監督・コーチそして保護者が育てた集中力野球(平成15年~23年) 船橋リトルリーグの歴代監督・コーチは、練習でも試合中でも、選手にいつも意識しなければならないことを重点指導しています。ここ10年、初心に立ち戻り選手の育成に取組んだことが、集中力強化に成果を上げたと思います。 具体的には、①敵味方の点数、何回目でアウトカウントは ②ここにボールがきたときはどうするか ③ランナーがいるときはどうするか ④エラーしたときのリカバリーは ⑤ピッチャーのボールが早いときの守備位置は ⑥遅いときの守備位置は。守備だけでも一瞬の判断がこんなに要求されます。 これらは、身体の中に染み込んでいなければならない集中力なのです。何回でも同じことを繰り返す。実にしつこいトレーニングが、船橋野球の基本です。 平成17年度、ナショナルは千葉県大会優勝、全国選抜東関東大会準優勝、黒潮選抜大会準優勝と勢いを感じさせる成績でした。マイナーも春の東関東大会準優勝、夏の関東大会ではベスト4入りを実現しました。 平成19年度は、リーグ結成以来3度目の全日本選手権大会に出場しました。 緒戦は東北代表の水沢リーグに2対0で勝ちました。続く北関東代表の川口に 0対2で敗れましたが、ベスト8に残れたことは良い思いでになりました。 平成19年から始まった、第1回東北連盟交流大会に優勝しました。 対戦相手との成績は、東北代表の須賀川リーグに5対1で勝ち。東京代表の江戸川南リーグに5対0で勝ち。決勝戦は神奈川代表瀬谷リーグに5対2で勝ち。 平成23年度も良い結果が残せました。 3月11日に発生した東日本大震災により、春の連盟大会は中止となりました が夏の大会以降、ナショナル・マイナー・ちびっこチームが大活躍でした。 ナショナルは、第35回全国選抜大会(福岡県北九州市)に30年振りに出場しました。初戦で神奈川代表の逗子リーグに破れたものの、ベンチ入りした20名の選手は素晴らしい体験ができました。 この年は、全日本選手権東関東大会決勝に進みました。千葉市リーグに同率ながら得失点差で敗れ、全日本選手権大会出場はお預けとなりました。 8月に行われた銚子リーグ主催「第29回黒潮選抜大会」では、初優勝することができました。過去、3回の準優勝はありましたが、初優勝は格別です。 マイナーは、夏の東関東連盟大会においてベスト8に入りました。東関東連盟ちびっこ大会では、見事敢闘賞(第3位)を勝ち取りました。 ティーボール大会は、春・秋の千葉県大会を連覇。夏の東関東連盟大会で 3位入賞を果し、江戸川球場で行われた関東大会に出場しました。結果は、東京代表の八王子リーグに敗れました。 (小林冨士雄)

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